15代目の日記

デリヘル嬢の写メ日記的なやつ

June bride

昔、外回り営業の合間に立ち寄った喫茶店で手相が見れるという店主のばばあに「あんた 25歳で結婚するわよ」とズバリ言われたことがあった。現在、ばばあが予言した年齢から4年が過ぎようとしているが未だバチェラーのまま。彼女はおろか、女友達も集団神隠しに遭ってしまったので結婚には程遠い状況です。

今の私を取り巻く女性の大半を占めるのが仲の良い風俗嬢達です。正月は西川口ソープ嬢と初詣に行き、ホワイトデーには池袋のデリヘル嬢とチーズハットグを食べていた。これはこれで良い関係ではあるものの、所詮は客の一人に過ぎずその範疇を超えることはありません。

風俗嬢を無視すると残されるのがマッチングアプリで知り合った女性達である。けれど、困ったことにマッチングアプリで知り合った女性達もまた風俗嬢だったりするのだ。向かいのホーム、路地裏の窓、どこを探しても風俗嬢。どうやら知らない間にこの世界は風俗嬢だけになってしまったようです。

シンデレラコンプレックスという言葉を聞いたことがあるでしょうか。童話『シンデレラ』のように、「いつか白馬に乗った王子様が現れて、迷える自分を救ってくれる」という幻想に取り憑かれた女性のことです。私はまさにこれです。30がらみの男が何言ってんだと思われるでしょうが、シンデレラなんすよ、俺。

結婚するからには当然幸せな家庭を築きたいし、女性関係で家庭をぶっ壊すなんてことは絶対に避けたい。しかし、なんつったって私は節操がない!逆ナンなんてされたら間違いなくついていく。現に、ナンパしてきたのがゲイのおじさんでもホイホイついていっちゃったくらいだ。今世はノー貞操観念縛りでプレイさせられています。

おまけに背徳感フェチという厄介な性癖、っつーか病気を持っているからさあ大変。「こんなことをしたら彼女が悲しむかな」と思えば思うほど海綿体が膨張してしまう。自慰をしようとFANZAを開いたつもりが、気が付いたらFacebookの彼女の女友達のページで果てているなんて事もしばしば。どちらも「F」で始まるから間違えやすいよね。

ゼクシィのコピーに「結婚しなくても幸せになれる時代に、私は、あなたと結婚したいのです」というのがありましたね。これ考えた人センス良いですよね。最新の「あなたと幸せになることを、私は、私に誓います」ってやつはちょっと浅いっすね。自己完結型の人間はメンヘラ率が高いので危険です。余談でした。

嫁にするなら顔がタイプで巨乳の女性が良いです。可愛い顔を見ながらご飯を食べたいし、朝起きたら隣に大きいおっぱいが転がっていて欲しい。「好きになったら顔や見た目なんて関係ない」とか言う人もいますが、大嘘です。ルックスで妥協した過去を、さも自分が人格者であるかのように言い換えてマウントを取っているだけなので暴力で黙らせましょう。女が言う「私イケメン苦手なんだよね〜」も嘘だし、男が言う「すっぴんの方が可愛いよ」も嘘!みんな嘘つき!

あとは警察のお世話にならない程度の常識と心が健康であればOKです。性格や趣味嗜好なんてものは、育ってきた環境が違うから好き嫌いは否めない。

結婚の良い点は何と言っても一人の女性に集中できるというところ。もう嫁以外の女を女として見なくていい。りんなちゃんにスイーツを差し入れてご機嫌を取ったり、かぐらちゃんのホストの愚痴に相槌を打つ日々からも卒業できる。

結婚にも向き不向きがあると思うが、私は完全に不向きの人間です。もちろん結婚だけが幸せではないし、独身だからって引け目を感じる必要もない。でも、だからって諦めるの?そんなの寂しいじゃない。俺デレラは今日もなお、白馬に乗った王子様が現れるのを待ち続けているのです。

 

f:id:KUROGAL:20190603205805j:image

潜在意識に山崎まさよしを刷り込みました。